順番がようやく到来

ずーっと前から読みたく、図書館予約してた「ここは退屈迎えに来て」。ようやく私の順番到来!半年待ち位?これほど待つなら、購入が正解?

とある地方都市が舞台。短編集で、椎名一樹という一人の男を中心に、中学、高校、大学、当時の同級生達がそれぞれ主役。

うーん、中々オシャレな構成。著者山内マリコ。1980年生まれで、コレ、デビュー作。何かリアル描写。

ロードサイド、大型店等ズラリと列ぶ様子、車移動、小さいコミュニティとかさ。登場人物の働く職場もリアル。

ゲームセンター、自動車教習所、スターバックスコーヒー、コンビニ。すらすら読了。中々満足。共感出来るポイント多数。

群ようこ、よしもとばなな、川上弘美なんかの読後感には、全く比べ物にならんけどね。やっぱ年長者は凄いや。